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制作してきた事例の一部です。

イメージに近い案件があれば、「Case????」を担当にお伝えください。

​お打ち合わせでは、その案件の紹介や近しい予算感でご相談いたします。

謎クリエーターが教える!謎解きの作り方。

更新日:5月19日


2025年5月19日更新


『ある程度』の謎解きであれば、誰でも作ることができる、というのがRiddleTimezの考え方です。


どの謎解き会社に発注をかけようか悩んでいる担当者様は、『もしかしたら経費をかけずに自分たちで作れるかも?』


これからクリエイターを目指している方は、『意外と作れるかも?』


と思ってもらえるコラムになっています。





実は誰でも作れる!?「謎解き」の作り方講座。


謎解き会社の人間がこんなコラムをお送りしてもいいものでしょうか。もちろん、クオリティを出すためにはプロの力は必要です。


ですが、「謎解き」は存外金額が高いもの。そこまでクオリティにこだわらないのなら、自分で作ってしまえばいいのです!!




「ある程度の謎解き」は軽い知識だけあれば作れる。


「ある程度」と言うのはこんなレベル感です。


・もちろん無料の謎解き

・社内のコミュニケーションやレクレーションのための謎解き

・地域のファミリーに楽しんでもらいたい謎解き


もしかしたら、「あなたが求める謎解き」はそこまでプロに発注する必要はないのかも知れませんよ?





「謎解き」を作るための5つのポイント。


早速「謎」の作り方を見ていきましょう。この5つのポイントを押さえておくことがスタートラインです!




実際に制作している流れに沿ってご紹介。


RiddleTimezの謎クリエーターが実際に企画を行う際の流れをご紹介いたします。規模やクオリティに差はあれど、「謎を作る工程」はこの5つが基本となってきます。





1 | 目的やターゲットを考える


RiddleTimezも一番大切にする時間です。謎を作っていると、方向がずれて結局何がしたかったんだっけ?なんて企画も世の中は多いものです。


「コミュニケーションを創出するため」「自社商品を知ってもらうため」「地元の良さを知ってもらうため」


など、目的があって『謎解き』を検討しているはずです。別の言い方をすると『謎解き』は手段です。本当に『謎解き』が一番良い方法なのかも考えてみる必要があるかもです。



2 | ストーリーの設定


次にストーリーです。「謎解き」の楽しさは、自分自身が物語の主人公となっているような「体験」を作り出すことが何より重要です。


「問題」なんて後からどうとでもなります。「喜ばせたい人」はそのストーリーで笑顔になってくれるのでしょうか。


そして、ストーリーを考える上で必要なのは「トラブル」です。「謎解き」の多くは「トラブル解決」のための手段としてストーリーに組み込まれることが多いのです。


〜例えば〜


「脱出」・・・閉じ込められたというトラブルを解決するための「謎」


「怪盗Xの挑戦状」・・・宝を盗まれたというトラブルを解決するための「謎」


「宝探し」・・・宝が見つからないというトラブルを解決するための「謎」



もちろん、他の目的で「謎」をつくケースも非常に多いです。ですが、一番シンプルでわかりやすいのは「トラブル解決」と思っておきましょう。


例えば、会社内でイベントをしたいなら、「パソコン上でバグが現れた」のような、実際のシーンで起こりうるトラブルを思い描いてもいいでしょう。




3 | 伝えたいキーワードを設定


ストーリーがなんとなく思い浮かんだら、伝えたいキーワードを設定していきましょう。例えば「ありがとう」や「おもいやり」などです。


謎解きは基本的には「逆算」で制作をします。キーワードが答えになるように問題を作っていくため、ゴールは設定する必要があります。

また、このキーワードはいくつあっても問題ありませんが、優先度はつけておいたほうがいいでしょう。




4 | STEPの設定


次に「STEP」を設定していきます。「謎解き」はSTEPを1つずつクリアして最後の問題に辿り着かせることが多いのです。逆に言えば、難しい問題1問だけで終わらせる、なんてことは滅多にありません。


更に言えば、ストーリーとの兼ね合いにもあります。どんなトラブルを乗り越えたら次のSTEPに進めるのか考えていきましょう!


街を周遊させたいのなら、どんなルートで歩いて謎を解かせたいのか?

スポットが少し離れているor建物やフロアを移動する

ならSTEPは分けて、それぞれで考えていく必要がある。


などなど。





5 | 謎を当てはめていく


「謎」は最後に当てはめます。


おそらく、謎クリエイターの多くは「謎作り」より他の部分でより多くの時間や人的リソースをかけているんじゃないでしょうか?


と言うぐらい、1〜4までの工程が非常に重要です。4まで固めることができたら、謎作りはそれほど難しくないかもしれません。


何度も言いますが、『ある程度の謎解き』なら、です。




実際に「謎」の作り方をご紹介。


では実際に一緒に「謎」を作ってみましょう!

先ほどご紹介した流れに沿って作ってみましょう。



1 | 目的、ターゲット

今回は企業向けの部署間の交流イベントを設定します。目的は社員同士のコミュニケーションです!


2 | ストーリー

「人事部」をテーマにしてみましょう。ある新人のモチベーションがなくなってしまい、ついには会社に来なくなってしまいました。彼は謎が好きで残されたメモを辿れば、彼が今どこにいるのかが分かるようです。


3 | キーワード

この新人は自分が会社に要らない存在なのでは?と不安になっていたようです。人事部のメンバーで彼の居場所までたどり着くことで、彼は自分が必要とされていることを知り、次の日からモチベーションを持って会社に来るようになりました。



彼が伝えたかったメッセージ「ありがとう」がラストアンサーになります。



4 | STEPの設定

彼の居場所を特定することがラストステップだとして、それまでどのように構成していきましょうか。

例えば、

STEP1:彼の好きなものを探る

STEP2:彼の同僚に聞き込みを行う

STEP3:彼の居場所を特定する

などでしょうか。STEP2では、運営スタッフが同僚役として登場し、実際に話しかけたらヒントをもらえるようなシーンを考えてみても面白いかもですね!


5 | 問題の作り方

これは次の章でご紹介していきましょう!





「問題」の作り方とは?

実は「問題」の作り方にもパターンが存在します。ある程度のレベルであれば、ちょっとかじるだけでも全然形にすることができます!




もっとも多いのは「問題の答え」を組み合わせて「新たな言葉」ができる。

例えば、先ほどの「ありがとう」を答えにしたいケースで見ていきましょう。




例えば、

a:彼の好きな食べ物

b:休みの日の過ごし方

c:彼の出身地

d:彼の嫌いな食べ物

e:彼の学生時代の部活


が問題を解くことで分かる内容にしたとしましょう。

解答欄に5つの答えを書き込み、オレンジのマス目を横に読んでいくと「ありがとう」という言葉ができるわけです。


こうしたクロスワードのような形式は、「謎解き」では一番オーソドックスな形式なので、これに沿っておけばなんでも「謎解き」にできるわけです。




「問題」を作るときのポイントとは?



「答え」を組み合わせることで「次の言葉」が出来上がることはわかったと思います。

では1つ1つの問題はどのように作ればいいのでしょうか?



「クイズ」ではなく「なぞなぞ」。

謎解きの定義は『知識や経験がなくても誰でも解けるアハ体験』だと思っています。


イメージとしては「なぞなぞ」が近いかもしれません。

謎解きを楽しんでもらいたい方に年齢のばらつきがあるなら、年齢に関係なく楽しめる、を目指していくとより「謎解き」に近づけるかもしれません。



1 | なぞなぞも「謎解き」


思考は一緒なので、そのまま問題にできてしまいます。例えば、「d なっとう」は「夏が10回来る食べ物は?」。これで謎解きの問題が完成してしまいます。


これは、『なぞなぞ』ですが、老若男女誰でも知識なしに解ける問題なので、個人的には『謎解き』だと思います。

(謎解きは実は結構曖昧なジャンルだったりしますし、小難しい謎より、こうした問題の方が満足度が高いことはよくあります)



2 | 身近なものでその言葉を表現できないか?


よく使われるのは、身近なものから言葉を作り出すことです。



身近なものとしてよく使われる例で「お金」もあります。


画像は、1円から1万円までの硬貨とお札を順に並べています。

お金を使った問題はよく見かける謎です。やり方次第では、パクリになってしまうので要注意です。


ですが、既存の問題もちょっとした工夫でオマージュすることもできます。


上記の問題であれば、『普通はどこかの数字を答えさせる謎』ですが、

素材と数字を使って「じゅうどう(10 銅)」とすることで、新しい謎にすることができます。


そのように、身近なもので出したい言葉が作れないかを考えることが「謎解き制作」の中心になります。

干支、星座、月、50音表、昨日今日明後日、都道府県・・・。


考え方としては、「0→1」ではなく「1→10」です。

まずは、検索して幾つかの謎に触れてみましょう。それを、自分が作りたい『答え」にするためにはどうしたらいいでしょうか?


そこから『あなたのオリジナル謎解き』の制作がスタートします。




どうしてもイメージがわかない場合はプロに相談しよう。




とはいえ、いきなり謎を作ろうとするには『時間』や『努力』『人員』など必要なものも出てくるでしょう。


今、このコラムを見ているあなたの目的は『時間をかててでも経費削減』と言うなら、頑張って企画を進めてみてください!


今回紹介した流れで頑張れば『ある程度』はできるはずです。




ですが、『時間が大事』『クオリティが大事』『目的をセットし直したい』など、出てくるかもしれません。


そんな時は、プロの謎制作会社に相談しましょう。




RiddleTimez株式会社は、「日本で一番相談しやすい謎解き会社」を目指しています。


確定していない案件でも、どうしたらいいのか真っ白な状態、でもまずはご連絡をください。

一緒に楽しい企画を目指していきましょう!!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

 
 
 

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